先日、TVで実写版「ルパン三世」の宣伝番組を観たが、物凄く「ガッチャマン」臭が漂っていた。(苦笑)
そもそも、人気アニメを実
香港機票網写化するのは、非常にリスクが高い。それは、現実にはいない二次元のキャラとは言え、ファンは登場人物達の顔や声などのイメージを既に確立し、三次元の人物同様に認識しているからだ。
「るろうに剣心」は大ヒットしたが、あれは佐藤健が剣心のイメージを損なわない適役だからで、他の俳優ではコケていたと思う。佐藤以外の俳優陣は、原作キャラとは似ても似つかないが、主役の佐藤がハマっていたので、すんなり二次元から三次元世界への移行が出来たのだから。
反対に、原作のイメージを完全無視し、安易に若くて人気のある俳優で固め、人気アニメを題材にして新しい作品を作ろうと製作陣が意気込んだものの、ただの原作レイプで終わって総スカンを食らったのが「ガッチャマン」。(予言的中)
今回、TVで番宣を観ていて、原作のイメージに合っていたと思うのは、次元大介役の玉山鉄二だけ。又、ネットでは否定意見もあったが、個人的には、五右衛門役の綾野剛のあの無感情な爬虫類顔も、五右衛門のイメージ
韓國人蔘には合っていると思う 。
後、浅野忠信演じる銭形警部は、やつれた中年のオッサン感は出ていたものの、やはり似ていないのでやや微妙。銭形にはイケメンすぎるが、雰囲気は出ているので、譲歩してギリギリ有りかなって感じ。
そんな決して悪くないキャスト陣の中にあって、肝心のルパン三世役の小栗旬と、峰不二子役の黒木メイサに関しては、100%ナシ! 「るろ剣」同様、作品の顔となる主役が似ていれば、脇役は似ていなくてもまだ何とかなるが、作品の要となる二人が全く似ていないのはダメでしょ!
どこをどう見たらこの二人をキャスティングしようと思ったのか、全く持って理解に苦しむ……と思っていたら、今作のプロデューサ
黑眼圈治療方法ーは、「クローズZERO」と同じプロデューサーだった。